6月, 2014年

美しい日本語

2014-06-29

 英語ではとても表現できない美しい日本語・・・というのが、気になってちょっと調べてみました。
 例えば・・・すがすがしい、いさぎよい、ざわめく、ときめく、きらめく、後ろめたい、愛しい。
これらは心の表現になるかと思います。
 それから・・・木漏れ日、あけぼの、秋の夜長、おぼろ月、くれなずむ、炎天下、せみしぐれ。
自然や、四季の表現をしているもの。
 きっと他にも、たくさんたくさん、あることでしょう。
 日本語って美しいなあと思います。ひとつの感情を表現する時に、たくさんの言葉があります。ハッキリしたもの、あいまいなもの。その曖昧さが長所でもあり短所でもあると思います。
でも芸術という表現手段においては、その黒でもない白でもないグレーが美しいということも多々あると思うのです。
 日本人なのに西洋音楽を勉強して理解できるのか?というような声を聞く事があります。確かに本場には本場の空気感とか、理解しきれない何かがあることも否定できません。でも私は、日本人ならではの繊細さ、謙虚さ、美徳センスで理解し表現する西洋音楽というものも確かにあると思うのです。
日本人だからこそ表現できる・・・そんな西洋音楽も大切にしたいと思います。

IMG_2508 ある日の夕暮れ・・・

大切なGreen

2014-06-17

 私は木が大好きです。幼い頃から木のある場所で遊んでいたということもあるかも・・・。墓地が主な遊び場だったのですが、墓地には木がたくさんありますから(笑)。
 成長するにつれて木の幹の模様、葉の形を見ているうちに、完璧な芸術作品だなあと痛感するようになりました。そんな大好きなグリーンを家の中にも取り入れるべく、観葉植物も好きです。もちろん、失敗して枯らしてしまったことも何度もあります。今、私のそばにいるグリーンは葉の形状が大好きなモンステラと、それからつる状のものが好きなので、名前は忘れちゃったけど、枕元に置いているもの。リビングにはヒメモンステラ、ガジュマル、他にもいくつか・・・。ヒメモンステラは2ヶ月くらい前に駅構内の花屋さんで見つけました。なんていうか、ものすごい惹かれちゃった。心の中で“私のウチに来てくれる?”って話しかけちゃったくらい。数日後、遊びにきた友人がそれを見て“このグリーン、ここに来て喜んでるよ”って言ってくれたのだけど、なぜだか本当にそんな気がするのです。話こそしないけれど、生き物なわけだから・・・、そう思って名前を付けてみました。名前をつけると不思議なもので、おはよう〜とか、ただいま〜とか話しかけたくなるんですよね。そしたら、なんだか1年前から既にいたグリーンたちに新しい葉っぱが生えてくるようになりました。本当に共に生きているんだなって実感!

 アコースティックな楽器たちは木で作られてるものが多いですよね。ピアノ、ヴァイオリン、ギター・・・お寺にある木魚なんかもそうです。原料である木の種類、それに手を入れた職人さんによって、それぞれ個性が違います。生き物なんだなあって感じます。音楽はそういう、命ある楽器との共同作業で生まれるものなのですよね。

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                  私の家族の一員 !

私の愛するAOR

2014-06-08

 梅雨!ですね〜。どうしても真っ青な空に比べてしまうと、どーんよりしていて、湿気が多くて、洗濯物もカラっと乾かないし・・・などと、あまり明るくない方向へ気持ちがいってしまいがちですが、こういう時こそ、好きな音楽を聴いて、雨にぬれた緑の葉やあじさいを眺めたりしたいもんです。
 私は小さい頃から歌謡曲、ポップス、ロック、ワールドミュージック、ジャズ・・・大好きな音楽をジャンル問わずで、たっくさん聴いて育ちました。中でも中学の時に出逢ったAORというジャンルの音楽には魅了され、いまだに、いつ聴いても浸ってしまうものの1つです。
 AORとは・・・日本ではアダルト・オリエンテッド・ロック(大人向けのロック)というのが一般的な意味だけれど、アメリカでは“アルバム”・オリエンテッド・ロック(アルバム単位でじっくり聴かせるアーティストの音楽)のこと、とも言われているようです。
私の大好きなボズ・スキャッグスの「ジョジョ」と、トトの「ジョージー・ポーギー」を紹介します。この歌を初めて聴いたのは中学2年生・・・14才のころ。今も、ちょっとテンションが下がり目の時には聴きます。私の元気の素!
そういう自分を元気にするアイテムを日頃、探しておくと意外なところで役に立ちますよ!

要は脱力!

2014-06-01

 ここ5年ほど、ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(イギリスのロンドンに本部を置く、バレエ教育機関)のグレード試験のピアニストの仕事をしています。PrimaryからGrade8まで、受ける生徒達によって変動はありますが、およそ200曲を弾きます。私は子供達がお世話になったバレエの先生からお話をいただき、勉強のためにと思い、始めました。私の弾くテンポ、曲の表情いかんで踊りは左右されてしまうので責任重大。リハーサルの時間も限られているので、多い時で7〜8時間、弾き続けたりします。よく「そんなに弾き続けて手がどうにかなっちゃうってことはないのですか?」なんて聞かれたりします。腱鞘炎で手を壊したという音楽家の方もよくいるけれど、私が幼い頃からやってきた弾き方は、たぶん腱鞘炎とは無縁だと思います。成長するにつれ、弾く曲の難易度も上がり自我が強くなってくると、気負いや緊張で無駄に力を入れてしまうという場面も増えてくるかと思います。そんな中で脱力することは、とても重要になってきます。脱力といっても、フニャフニャにすることではなくて、なんというか、脱力すればするほど、体幹というか・・・心と身体の芯みたいなものが重要になってくると私は思います。練習する事によって、そこを鍛えてるいる感じです。

 バレエ音楽は、踊るための音楽なのでリズムが生きていないと、ダンサーも動きづらい。生き生きとしたリズムは、ガチガチの硬い演奏からは出てこないと思うのです。そういう意味で、私には凄く勉強になります。さすがに7〜8時間も弾き続けると疲労しますが、腕が痛いとか手が痛いというような症状は全くなく、体全体が運動したかのような疲労感・・・といった感じです。バレエの先生もおっしゃっていましたが、少しでも長く踊れるように(演奏できるように)身体をしなやかに使うことに目を向ける事が、長く楽しく続けて行く重要なポイントになると思います。

 芸術は熟成されていくものだと思うので、自分の経験、重ねた心模様が表現されていくものです。年を重ねれば重ねただけ、それは深みを増して味わいのあるものになっていくのですもの。やっぱり少しでも長く表現していたいですよね。もちろん、芸術に限らず生きて行く姿勢においても同じです!芯をしっかり持って、脱力しましょう!

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